反脆弱性(上)第3部・第4部:知性とは
予測に頼るな
第3部(ブック)では「予測無用の世界観」、第4部では「オプション性、技術、そして反脆さの知性」について書かれています。
知識、知性をどう活かすか、また、リスクとの付き合い方も書かれている部で、上手に得する考え方を得られます。
「予測に頼らず好機を待つ」が賢いやり方、と説明しています。
歴史を学ぶ価値とは
著者は「自分に有利な結果を見極める能力」を知性とし、それ以外に余計な情報を取り入れない方が良い(ノイズに邪魔されない方が正しく判断できる)と書いています。
・予測ではなく今あるものがどれだけ価値があるか
(どれだけリスクが少ないか、今までのものより優れているか)
・美意識、正しい理性を持って普段からどれだけアンテナをはって好機を得ようとしているか
・一部だけ「リスクテイカー」となり、予想外の良い結果を得る努力を継続し続けられるか
(書籍等から)歴史を学ぶ価値は、この様な知性を得るためにあるのかもしれません。
好機を信じる
世の中のノイズ(身近にもノイズを発する人が多い?)に左右されず、自分を信じて正しい努力をした結果でしか好機を得る機会は来ない、また、好機を逃さないこと、そのために「反脆くなる」必要がある。そう教えてもらえる本です。
感想:ブラックスワン(上・下)を読んでおいて良かったw