キャズム(序章〜4章):なぜ顧客(ターゲット)をしぼる必要があるか

どのセグメントを相手にするか?

「ハイテク・マーケティング」の分野でキャズム(成功するために超えなければならない溝)を超えるための理論を書いた本です。
著書の目的とは異なりますが、起業・副業を目指す人にとっては「どの様な顧客を相手にするのか」を理解するために役立つ本です。

顧客層の中から対象にすべき層が分かります。
起業関連のセミナーで「ターゲットをしぼる」と教授いただきました。
それを自分なりに理解する手助けをしてくれた本です。

ビジョナリーを獲得する

著書で顧客層を以下の5つに分類しています。

 ①イノベーター(テクノロジー・マニア)
 ②アーリー・アドプター(ビジョナリー)
 ③アーリー・マジョリティー(実利主義派)
 ④レイト・マジョリティー(保守派)
 ⑤ラガード(懐疑派)

起業を目指す方にとって対象とすべきは②アーリー・アドプター、別の呼び方で「ビジョナリー」。ブレークスルー(障壁となるものを突破する、変革する)を目的とする層です。

顧客数では③と④で全体の3分の2を占め、②と③の間に存在するキャズムを超えることがメインストリーム市場を獲得する事、と著書で書かれていますが、個人事業主が相手にする顧客層は確変を求める②ビジョナリーです。

①の層は趣味の領域ですねw

変わりたい、と思う人の力になる

書評を書く際に「どんな思考になれるか」が分かる様に紹介していきたい、と思わせてくれました。
後半(5章〜終章)も今回と同じ視点(起業、副業に活用する視点)で書く予定です。

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