反脆弱性(下):1%を改善する
のこり物が反脆い
下巻は、複雑で関わる範囲が広い現代性の脆さを説明しています。
・現代システムは複雑化が進み、複雑になればなるほど不確実性を生み出す(見落とす)可能性が高くなり、不確実性によって受ける悪い影響も大きくなる。その犠牲は政府・経営者ではなく一般人・雇われ人がはらっている
・倫理のある反脆さを得るためには「身銭を切る(魂をささげる、リスクを自分も負う)」ことでのみ得られる
・反脆いものは(進化したものではなく)残っているものであり、これから無くなるであろうものを自身から排除することで反脆さを得る。
1対99
私たちは「今までよりもはるかに偏った分布(パレートの法則:80対20を超える分布)」を歩んでいる様です。
【例】インターネットトラフィックは1%未満のサイトが99%を占めている
このことから、
・(自身の悪い習慣も)1%だけ改善すれば大きな成果が期待できる?
1日であれば1,440分(24時間)の1% である15分の改善を繰り返す事で大きな効果が期待で切る、この本で学んだ事です。
1日1改善15分
15分早く寝る、起きる、読書時間を増やす、などを繰り返し日々の目標として取り入れます。
どんな効果が出たか、後日投稿したいと思います。
また、この本には内容の一部を図解している付録ページがあります。
20ページほどあります。
イメージするためにはありがたいのですが、私はサッパリです。
救いは「図解派の人だけにお勧め」している(そう記載されている)ことですが、いつか理解したい。