読み方教本:「戦略読書」
「1冊の本を読むのに何時間もかかってしまう」
「年間100冊以上の本を読んでいる人は、どんな読み方をしているの?」
読書をする時間がないと悩んでいたり、速読試して挫折したり、読書に対する悩みは多くありますよね。
そんな方へ参考となる書籍をご紹介します。
「戦略読書」
・著者:三谷宏治 先生
400ページ以上の厚い本ですが、後半50ページは本の紹介、ページ内の余白もあるので読みやすい書籍です。
この本を読めば「全ての本に長時間かける必要はない」ことが理解できます。
つまり、熟読したい本だけを長く読むための「割り切り読書術」を身につけることができます。
本の「セグメント」ごとに読み方を変える
1日30冊を読み込んだことのある三谷先生は、「読書ポートフォリオマトリックス(RPM:リーディングポートフォリオマトリックス)」で本を以下の4つに分類しています。
・ビジネス:非ビジネス、基礎:応用のマトリックスで
①ビジネス「基本」、②ビジネス「応用」、③非ビジネス「基本」、④非ビジネス「応用」
の4つに分類
セグメント①〜④の読み方
粗読か熟読か、読書歴ごとのセグメントの冊数比率を細かく教えてくれます。
どんな視点を持って読むか(5つの視点)
人によって何が読み取れるかを、著者は「読め方」と表現し、大きな差を生むための「発見型読書の5つの視点」として著書で説明しています。
付録:セグメント別ブックガイド435冊
結局「どんな本を読んだら良いか?」という悩みも不要。最後の50ページは全てセグメント別の書籍紹介。
一部は説明付きで、書籍の選択に悩む方は付録ページを参考にできます。
セグメントに分けて割り切り読書をすることで、読書時間のかけ方を変えることがきっとできる様になります。
自分に価値のある書籍を熟読する
数を多く読むための最大の利点は「自分に価値のある書籍に出会う確率を上げられること」です。
その為の「割り切り読書術」です。
何回も繰り返し読む「重読」ができる書籍に何冊出会えるか、そのためにまずは多くの書籍に出会う、この点は集客術と同じですね。
どんな視点を持てるかは基礎知識や経験も必要ですが、「セグメント別の読み方」は直ぐに実行できます。
まずは「1冊でも多くの本を読むこと」から初めてみませんか?