脱3日坊主:「30日で人生を変える【続ける】習慣」
「早起きして勉強したい」
「週2回ジムでトレーニングしたい」
「継続してダイエットしたい」
継続させたい習慣があり、それが続かない悩みをお持ちですか?
そんな方へ、3日坊主に別れを告げるための本をご紹介します。
・30日で人生を変える「続ける」習慣
– 著者:古川武士 先生
よい習慣を身につけることは「人生の複利運用」であると定義し、習慣化メソッドを学習できる本です。
脳の習慣(「いつもどおり」を認識して遂行しようとする習慣)に打ち勝ち、新しい習慣作りができるようになるでしょう。
努力と根性、それに科学を取り入れて新たな習慣を手に入れましょう。
習慣化には必要な期間がある
飽きっぽい私が続いている習慣として「手帳の利用」があります。
いろいろなリフィルや手帳を使ってはやめて、を繰り返していました。
現在はシステム手帳でリフィル更新を繰り返しながら、1年程「同じ使い方」で継続利用しています。
この本を参考に「とりあえず続ける」ことからはじめて、今では「やらないと不安になる」程になりました。
この本で特に参考になった点を紹介します。
① ひとつずつ習慣化する
一気に複数習慣化しようとすると、脳の抵抗が大きくなり、習慣化が難しくなります。
レバレッジが最も効きそうなものから習慣化すること。
どうしても2個以上同時に行いたい場合は「優先順位」をつけて、最優先以外は「出来なくても良し」とする。
結局何も身につかない、という残念な結果にだけはならないように。
② 3%の改善で「半年後には生産性が倍」になる
仕事などで、効率を23週(5ヶ月間)続けて3%改善すると、所要時間が半減します。
5週でも20%ほど改善される計算です。
始業前の事前計画やミーティング10分短縮程度の改善で、十分に効果が見込めます。
③ 行動習慣、身体習慣、思考習慣
どんな習慣化を目指すかで、必要とする期間が異なります。
また、習慣化中の障壁がどのタイミングでどんなものかを知っておくことで対策が打てます。
この本では3つ、または4つのステップで分けてそれぞれを解説しています。
習慣化しようとする際、勉強、早起き、思考などで「習慣に要する期間が異なる」ことを知っておくことで、途中で挫折せずに取り組むことができます。
小さな改善を継続して「複利運用」をはじめよう
毎日15分の継続で1ヶ月後には効果を発揮する習慣もあります(英語のリスニングとか)。
通勤中などの隙間時間活用からできることで、あなたの人生の複利運用をはじめてみませんか?