「続く」手帳習慣の取扱説明書:手帳で夢を叶える全技術
手帳での挫折経験はありませんか?
「続かない」
「使っていても効果を感じない」
手帳を活用したいけど、失敗ばかり、しっくりこない、そんな方へお勧めの本を紹介します。
・手帳で夢をかなえる全技術
- 著者: 高田晃 先生
お勧めの理由は「手帳の使い方」が変わること。
手帳は「スケジュール管理」として使う方がほとんど。
この本(著者)は「人生をデザインする」ための手帳活用術を提唱しています。
手帳は「自己マネジメントツール」
手帳が続かない最大の理由は「ワクワク」しないこと。
「手帳に合わせる」からワクワクしない。好きなデザインの手帳を買っても。
「自分に合わせる」使い方(この本では「マイ手帳」と表現)で活用することが継続のポイントです。
この本には「マイ手帳」のつくり方、リフィルの使い方、時間戦略などが書かれています。
手帳習慣を続けるポイントを3つ、以下に書きます。
① まずは「理念」を決める
自分の「あり方」を定め、人生の「歩み方」を決める。
「役割(ありたい姿)」、「価値観(大切なこと)」、「ビジョン(理想像)」を明確にし、これを軸に行動計画を作成。
ポイントは「変わる前提」で定めること。
決めるのは「今」であるため、「将来」の役割、価値観が変わったり、新たに気づくことは当然で「更新する」前提。
② 脱・完璧
「綺麗な字で書く」、「ページ内にギッシリ書く」ことをしない事。
先に記載した通り「自分に合わせる」使い方が「マイ手帳」の使い方。
自分が読めて、目標達成のために使えれば良し。
(人に見せるものでは無い)
手帳を使うことを「目的」としない。手帳は人生デザインの「手段」。
③ 60点主義
全ての予定を全て予定通りに実行できる、と思わない。
計画通りにならなかったことを「罪」としないこと。
「これだけは絶対にやる」
「60点の出来で良しとする」
いきなり「全て行動計画通りやる」と無理をしすぎると、(普段のリズムを守ろうとする脳の習慣から防衛本能が働き、)「脳が拒絶」します。
優先順位をつけることと、完璧主義を捨てることで「まずは着手する」ことからはじめる。
無理をせず、「自己マネジメントツール」としての「ワクワク」する手帳習慣を継続しましょう。
スケジュール管理だけでは「もったいない」
「スケジュール管理」としての使い方がダメ、ということではなく、それだけでは「もったいない」。
手帳活用したいという「素晴らしい習慣」を「継続する」ための技術をこの本が教えてくれます。
「好きな(自分に合う)手帳」を使い、「ワクワク」しながら「人生をデザイン」しましょう。
まずは15分、「日々の振り返りと行動計画」を立て、「主体的にその日をスタート」する習慣から手帳活用をはじめませんか?