運動を続けるための教科書:「脳を鍛えるには運動しかない」【第1章】〜【第3章】

「運動したいけど続かない(習慣化できない)」

健康のために運動を続けたいが、なかなか続かない。すぐに飽きてしまう。
そんな悩みをお持ちではありませんか?

マラソンなどをやっている方も、大会直前は練習に意欲的でも終わるとトレーニングをやらなくなったり…

目的や目標がないと運動は習慣化しづらいものです。

そこで、「脳を鍛えること」を目標にしてみてはいかがでしょうか?

「脳を鍛えるには運動しかない」
 -著者:ジョン・J・レイティ with エリック・ヘイガーマン

体を活動させることがどれほど大切か、この本を読むといっそう理解できます。

少し長い(約350ページ)ですが難しい内容は書いてありません。意外とあっさり読めます。
章ごとにテーマが分かれているため、興味のあるテーマだけを選択して読むこともできます。

今回は「第1章」から「第3章」までの内容を書きます。

将来の「あなた」を大切にしよう

脳細胞が育つ。
ストレス免疫がつく。
脳にとって運動は良いことだらけ。
脳を最高の状態に保つために運動しましょう。

運動をすると、セロトニン、アドレナリン、ドーパミンなど、思考や感情に関わる重要な伝達物質が増えます。
無理強いされた運動ではなく、成長するための運動を目指しましょう。

① フィットネス
体育の授業で「健康(フィットネス)」について教える学校もあります。
目的が「スポーツ」ではなく「健康」。
授業を通じて自身の体調管理を学習できるシステムで、生涯役立つ知識を得られるように促しています。

「運動が苦手な生徒に対する工夫」も含まれているかもしれません。

② 脳細胞が育つ
学習とは、情報を伝達するために神経細胞「ニューロン」どうしを新たに結びつけること。
筋トレ同様、使うほど強く、しなやかに脳は成長します。
運動が「新しい経験」となり、ニューロンを結びつけます。
また、「ニューロンは失われると戻らない」と言われることもあるようですが、運動により復活させることができます。

「有酸素運動」と「バランス訓練」などを組み合わせると、より効果的です。

③ ストレスに強くなる
運動は脳由来神経栄養因子「BDNF」などを増やし、ニューロンを成長させます。
他のどんな刺激よりも運動はその因子を多くを増加させ、それがストレス耐性を強化させる要因となります。

仕事によるストレス軽減のためにスポーツジム入会を支援する企業も増えています。


運動は「将来のあなた」のために良いことばかりをもたらします。

運動は脳にとって最高の栄養

運動強度も大切ですが、運動はその人それぞれの「心拍数」が効果に結びつきます。
むしろ70%程度で行ったほうが良い場合も存在します。

まずは「はじめる」。

あなた自身が「将来のあなたを大切にする」、そのための目的として運動をはじめてみませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA