なぜ「やりたいこと」は見つからない?:「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」

「自分は何がしたいのかが分からない」
「やりたいことの見つけ方が分からない」

やりたいことを仕事にしたいけど、見つけられずに悩んでいませんか?
これといった長所がないと思い込んでしまうことはありませんか?

そんなあなたへ読んでほしい1冊です。

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
 − 著者:八木仁平 先生

「やりたいが分からずに悩んでしまう理由」と、「やりたいことの見つけ方」が理解しやすい。
少しずつこの本の内容を実践すれば、きっとやりたいことが見つかると思える書籍です。

「一生続けられること」、「人のためになること」…そこから考えるのではなく、「自己理解」によりそれを見つけるメソッドを学べます。

「ずっと続けられること」でなくて良い

「自分がやりたいこと」 = 「他人より優れているもの」で、且つ、「続くこと」でなくてはならない

…そんな思い込みがプレッシャーとなり、それが「やりたいこと」を見つけることを妨げています。
この本は、そんな思い込みが間違えであると教えてくれて、「自己理解」することにフォーカスしています。

ざっくり説明すると、以下の3つを掛け合わせて「やりたいこと」を見つけます。

① 「大事なこと」を見つける
これは「自身の価値観(人生で大事にしていること)」です。
美意識など「人によって異なるもの」で、「状況によって変わるもの」です。これを「常に明確にしておく」ことで「自分軸」ができてブレなくなります。

② 「得意なこと」を見つける
「無意識であること」が「得意なこと」です。
スポーツなどの何か特別な技術でなく、無意識な思考・感情・行動。長所になり、短所にもなることです。
ポイントは「長所に目を向けて活かす」こと。
「短所の逆が長所になる」という見方も出来るため、「自分にはたくさんの短所がある」と認識できている人は、「多くの長所を見出せる可能性も持っている」という事です。

③ 「好きなこと」を見つける
「興味や好奇心を感じること」が好きなこと。
情熱を持てるもので、「世の中の役に立つ、立たない」で決めない。
「得意なこと」と併せて考えることで見つけやすくなります。

巻末にそれぞれを見つけるための「質問」、「リスト」が載っています。非常に参考になります。

毎日振り返ることで「常に変わるもの」です。
最初から「続けられるもの」を見つけようとしないことがポイントです。

自己理解からやりたいことを見つける

自分を変えることでなく、自分を活かした人生を過ごすための「自己理解」。

年齢を重ねることで見つけられることも多いため、何歳からでもやってみる価値はあります。

やりたいことを見つけるためだけでなく、モヤモヤを解放する自己理解から皆さんもはじめてみませんか?

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