上手な先延ばし解消とは?:「ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか」

「たくさんやりたいことはあるけれど、すぐには始められない」
「やると決めても、なかなか火がつかない」

自分で決めた目標に対して、つい先延ばしてしまう。
誰でもそんな経験があると思います。

そんな方々へ参考にしていただきたい本を紹介させて下さい。

 ・ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか
  -著者:ピアーズ・スティール 先生

自身の先延ばし癖の「タイプ」が分かり、その克服方法も書かれています。
皆さんの日々の努力に加えて、先延ばし癖の「自己分析」をしてみてはいかがでしょうか?

先延ばし癖は「和らげる」

先延ばしを克服する際の注意点は、「克服しすぎない」こと。

自身の癖を全て否定してしまうと、自身のバランスが崩れて健康に過ごせなくなります。

この本にも「さまざまな調査によると、95%もの人がものごとを先延ばすことがある」と書かれています。

「誰しもが先延ばし癖はある」と認識しましょう。

先延ばしの癖には、以下の3つがあります。

タイプ1: 「初めから失敗を決めつけてしまう」
ものごとを諦めてしまいがちなタイプで、結果に対する「期待」がないと無力感を持ってしまう。
否定的なイメージをいだき、故に、期待が持てずに先延ばしてしまう。

タイプ2:「 課題を退屈に感じる」
課題に「価値」を感じられないと先延ばしてしまうタイプ。
仕事を押しつけられたりすると気持ちが萎えてしまう。
退屈に感じてしまい、すぐに他のことへ関心を向けてしまう。

タイプ3:「 目の前の誘惑に負ける」
時間(タイミング)」が要因となるタイプ。
すぐに手に入るものに魅力を感じ、長く待たないと手に入らないものに我慢ができない。
目の前の衝動に負けやすい。


「期待」、「価値」、「時間」… 全て当てはまりそうな要因ばかりですね。

まずは和らげること、または、「最も当てはまる癖」から克服しましょう。

「急激な変化」は脳が拒絶しやすく、結局続かなくなってしまいます。

この本で、それらに対抗する術を身につけましょう。

先延ばし癖を克服しよう

自分の癖を把握する「自己診断テスト」もこの本で実施できます。

まずは「自身の先延ばし癖」を知ることから始めてみませんか?

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